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高輪ゲートウェイ スタディ模型

屋根に折り紙形状を与えることにで折板構造の原理を用い構造材を節約し、空間に対してはインティメートなスケール感を取り戻した。
その折り紙形状は同時に、高度な排水性能を持たねばならず、またやわらかな光を作るトランスルーセントな膜と空を見せるトランスペアレントな膜(ETFE)を組み合わせることで、圧迫感の軽減をめざした。
これらの複雑な与条件の仲での最適解を求めて、紙を用いて、実際にも折り紙を作りながら、形状のスタディを繰り返した。

制作年:2016
制作段階:基本設計検討
検討箇所:屋根形状
素材:スチレンボード、塩ビ
展示履歴:なし
プロジェクト:高輪ゲートウェイ駅
場所: 東京都港区
竣工年:2020
用途:駅
敷地面積:  11,561.35 ㎡
延床面積: 3,969.52 ㎡
構造:混構造
プロジェクトチーム: 横尾実、渡邉啓太、横井智行、鈴木公雄、神谷譲、寺澤剛、渡海寿子、*川西敦士、*中原拓海、*泉美菜子 *元所員
構造設計: JRED
施工: 大林組
クライアント: 東日本旅客鉄道株式会社