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WHO WE ARE

SEKISUI HOUSE – KUMA LABは、2020年6月に株式会社積水ハウスより寄付を受け発足しました。東京大学学内運営委員会とアドバイザリーボード、ディレクターを中心に、東京大学から世界へと広がるネットワークを形成 します。隈研吾研究室で築き上げてきた国際的なネットワークを基盤とし、2024年5月までの5年間、SEKISUI HOUSE -KUMA LABを国際的な教育拠点へと拡張していきます。

【アドバイザー】

  • 隈研吾
  • 加藤耕一
  • 今井公太郎

【国際アドバイザー】

  • Barry Bergdoll
  • Sarah M. Whiting
  • 佐々木経世

【ディレクター】

  • セン・クアン
  • 平野利樹

【スタッフ】

  • 勝博子
  • 服部真吏
  • 齋藤遼
  • 木村正子

WHAT WE WANT  TO ACHIEVE

現在世界では技術・文化・社会・地球環境など様々な面で、これまで当たり前とされてきた価値観が急激に転換しようとしています。その中で生まれる新しい価値観とは何か、それによって人々のライフスタイルはどのように変化し、どのような未来の住まい、建築のあり方が想像できるのでしょうか。そのような問いに取り組み、そして自ら、それを思考する人材を育成する上で国際建築教育拠点( SEKISIU HOUSE – KUMA LAB)は以下の3つのことを重視します。

  • 国際的に思考すること
  • デジタルテクノロジーを駆使すること
  • 歴史を再認識すること

WHAT WE DO

KUMA LABは、国際デザインスタジオ、デジタルファブリケーションセンター、デジタルアーカイブセンターの3つの活動を展開します。

国際デザインスタジオ

国際デザインスタジオでは、KUMA LABディレクターのセン・クアン(東京大学 特任准教授)と平野利樹(東京大学 特任講師)が世界から招聘した、第一線で活躍する建築家がデザインスタジオの指導にあたります。2021年度春学期にはスペイン・マドリードとアメリカ・ボストンを拠点に活動するアンサンブル・スタジオ、アメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動するアンドリュー・コバックがデザインスタジオを指導しました。

デジタルファブリケーションセンター

T-BOX内に設置されたCNC加工機
T-BOXの中の3Dスキャン機

T-BOXレーザー加工機

「人と自然の共生」をテーマに、デジタルファブリケーションの活用によって生み出される建築がその中で過ごす人々の人間性豊かな生活にいかに貢献できるかを実践的に研究します。T-BOX内に設置されたCNC加工機、3Dプリンタ、レーザー加工機などのデジタルファブリケーション設備は、建築学科内外からアクセスでき、デジタルテクノロジーについての高度な人材育成を目指します。

デジタルアーカイブセンター

建築アーカイビングの手法・思想に関する研究や実践によって、建築資料のアーカイビングを主軸とした研究・教育拠点の構築を目指します。学内外の建築家の重要な図面や模型、資料をデジタル化し、国内外の研究者がアクセスできるようなアーカイブプラットフォームの構築に取り組むことで、国際的な建築史研究・教育ネットワークの構築に貢献します。

WHAT WE ARE LOCATED

T-BOX

T-BOXはSEKISUI HOUSE – KUMA LABが新たに工学部一号館に設置した、国際デザインスタジオ、デジタルファブリケーションセンター、デジタルアーカイブセンターの活動が展開されるフィジカルなプラットフォームです。T-BOX内にはCNC加工機、3Dプリンタ、レーザー加工機などのデジタルファブリケーション機器や工作機械、3Dスキャナーや大判スキャナーなどのデジタルアーカイビング機器が配備され、東京大学のものづくり環境のハブとなることを目指します。また、T-BOX内のギャラリーであるK-BOXには、SEKISUI HOUSE – KUMA LABの活動成果や、隈研吾建築都市設計事務所が制作した模型やモックアップを展示しています。

「T-BOX」利用に関しては、こちらを参照してください。

T-BOXの設計趣旨

T-BOXが入居する工学部一号館は、1935年、東京大学本郷キャンパスの計画を手掛けた内田祥三が設計しました。工学部一号館の屋上には内田祥三の息子である内田祥哉が増築し、長年建築学科図書館として使用されていた空間があり、T-BOXはそれをリノベーションしてできたものです。
「内田ゴシック」と呼ばれ、内部壁として保存されていたスクラッチタイルの外壁や、プレキャストコンクリートを耐火被覆とした八角形断面の鉄骨柱が特徴的な空間を活かすことを念頭に、リノベーションしました。研究室スペースと作業スペースを区切る壁を新しく作り、様々な素材で作られた模型やモックアップを収めたK-BOXと呼ぶ大小様々な木の展示ボックスを配置することで、作業スペースで展開される制作活動にインスピレーションを与えるインターフェイスとしました。

設計:2020年6月~2021年7月
竣工:2021年10月
延床面積:約180㎡
デザイン監修:SEKISUI HOUSE – KUMA LAB(隈研吾、平野利樹、齋藤遼)

ウェブサイト

物理的な拠点であるT-BOXの新設に伴い、ロゴとサイトを刷新しました。
ロゴは、本研究室の3つの活動が既成概念としての箱からスルスル抜け出ながら、有機的なつながりを形成している様子を表しています。
Webサイトは、本研究室のコミュニティを可視化することを目的に制作しました。色々な分野のエキスパートが世界中から集まり、日々蓄積される知の場を更新していきます。

企画・編集:SEKISUI HOUSE – KUMA LAB(隈研吾、平野利樹、服部真吏)
グラフィックデザイン: 岡﨑真理子、田中美南海
Web サイト制作: 萩原俊矢、三浦早織
翻訳川島 (﨑村) 奈々未