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国際デザインスタジオによるJapan Studioシンポジウム・スーパージュリー・講評会を実施

これまで長年にわたって隈教授、平野特任講師とプリンストン大学建築学部Jesse Reiser教授、梅本奈々子氏が合同で取り組み、世界の様々な大学が参画してきたJapan Studioに関するシンポジウムを2023年1月21日に東京大学ニューヨークオフィスで開催しました。
Japan Studioは、日本を対象敷地として複数の大学からの履修学生が建築・都市スケールの提案を行う大学院設計演習スタジオで、プリンストン大学のJesse Reiser教授を中心として、東京大学の他、これまでペンシルベニア大学、セントルイス・ワシントン大学、プラット・インスティチュート、南カルフォルニア建築大学、香港大学、香港中文大学、清華大学、名古屋工業大学など多くの大学が参加してきました。SEKISUI HOUSE – KUMA LABが設立されてからは、国際デザインスタジオ(平野特任講師担当)がJapan Studioに参加してきました。
シンポジウムには、Jesse Reiser教授のほか、プリンストン大学建築学部長のMónica Ponce de León教授、Pratt Institute建築学部長のDavid Erdman教授など、Japan Studio参加校の関係者が出席しました。Japan Studioの活動を総括し、国際建築教育の中で日本がどのように先端的な建築設計思想の発展に寄与してきたかを振り返り、今後の展望について議論を行いました。
今年はシンポジウムの他、プリンストン大学でのスーパージュリー(合同ポスターセッション)、ニューヨークで活躍する建築家を招いての講評会を実施しました。

 

1月20日
プリンストン大学建築学部にて、今年度のJapan studioの合同ポスターセッション(Super Jury)をプリンストン大学建築学部Jesse Reiserスタジオ主催で実施しました。

1月21日
・第一部(講評会)
今年度の東京大学側のJapan Studio参加スタジオである大学院修士平野スタジオの学生8名による成果発表をおこない、ゲストとしてニューヨークで活動する建築家をお迎えし、講評会を実施しました。講評会の録画をご覧いただけます。

ゲストクリティック:
Tei Carpenter(Columbia University, Agency-Agency
Ivi Diamantopoulou(Columbia University, New Affiliates
曽野正之(CLOUDS Architecture Office

 

・第二部(シンポジウム)
シンポジウムではJapan Studioの活動を総括し、国際建築教育の中で日本がどのように先端的な建築設計思想の発展に寄与してきたかを振り返り、今後の展望について議論を行いました。
-隈教授による開会の挨拶
-平野特任講師による趣旨説明
-Mónica Ponce de León教授(プリンストン大学建築学部長)による基調講演
-Jesse Reiser教授による講演
-休憩
-各参加校によるプレゼンテーション
-ディスカッション

登壇者:
Jesse Reiser and Nanako Umemoto(Princeton University)
Mónica Ponce de León (Princeton University)
David Erdman (Pratt Institute)
Lily Zhang (The University of Hong Kong, Chinese University of Hong Kong)
北川啓介(名古屋工業大学)※オンライン参加
Weiguo Xu (Tsinghua University)※オンライン参加
隈研吾(東京大学)※オンライン参加
平野利樹(東京大学)